埋没法のダウンタイム完全ガイド 腫れ・内出血を最短で乗り切る方法と術後の生活Q&A

「休みは何日取ればいい?」「腫れは本当にバレない?」
埋没法(糸による二重術)を検討されている方が、最も気にするのはダウンタイム(回復までの時間)です。切らない施術とはいえ、腫れや内出血はゼロではありません。本記事ではダウンタイムのリアルな経過と短縮のコツを医師目線でまとめました。

埋没法とは

埋没法は「希望の二重ラインに医療用糸を数ヶ所かけて折り畳み癖を固定する」切らない手術です。施術時間は10〜20分、強い腫れのピークは術後1〜2日です。切開法に比べ組織損傷が小さいため、オフィスワーカーや学生など、長い休みが取れない方には良い方法です。

ダウンタイムの主な症状と平均期間

腫れの症状

・目安期間:2〜3日がピーク。大きな腫れは1週間で改善
・ポイント:泣きはらした程度の腫れが多い

内出血の症状

・目安期間:1〜2週間で自然吸収
・ポイント:コンシーラーでカバー可能

違和感・ゴロゴロ感がある症状

・目安期間:数日〜1週間
・ポイント:糸の存在を脳が「異物」と認識しているだけなので徐々に消失

個人差はありますが「人前に出ても不自然に見えない状態」まで平均5〜7日。2週間みれば安心です。

ダウンタイムを短くする5つの鉄則

1.48時間の冷却

術直後〜2日目は保冷剤で15分クーリング→45分休憩を繰り返すと腫れを抑制できます。

2.枕を高くして就寝

15〜20 cm高くすると眼瞼の静脈うっ血が減り、翌朝の浮腫みを軽減できます。

3.飲酒・運動・長風呂は1週間避ける

血流亢進は腫れと内出血を悪化させます。運動・飲酒は術後7日以降にされるのがお勧めです。

4.抗炎症点眼+非ステロイド鎮痛薬の併用

点眼は乾燥を防ぎ、痛み止めで擬似的に瞬目回数を減らすので、内出血を抑制します。

5.マスク+メガネで視線を分散

腫れの分散だけでなく紫外線防御にも有効です。

術後の生活Q&A

Q1:洗顔はいつから?
A1:顔全体は当日可能。目元は術式により24〜48 h後から可能。

Q2:アイメイクは?
A2:48時間後が目安

Q3:コンタクト装用
A3:48時間後、異物感があれば中止し再診。

Q4:仕事復帰
A4:デスクワークであれば3日、接客業なら5〜7日確保が安心。

Q5:写真撮影(SNS)
A5:フィルターなしで自然に見えるのは術後10〜14日。

埋没法と切開法のダウンタイム比較

1.腫れのピーク

・埋没法:1〜2日
・切開法:3~5日

2.社会復帰

・埋没法:3~7日
・切開法:7~14日

3.洗顔、メイク

・埋没法:24時間~48時間
・切開法:7日~抜糸後

4.持続期間

・埋没法:3年~15年(糸の緩みで後戻りあり)
※術後も糸が蝕知できる場合あり
・切開法:永続的
※傷痕が落ち着くまで6ヶ月程度

埋没は「短いダウンタイム」が魅力ですが、強力なライン固定や皮膚のたるみ除去が必要なケースでは切開法を検討しましょう。

まとめ

・腫れのピークは術後1〜2日、大部分は1週間で改善します。

・洗顔・メイクは「目元48 hルール」を守れば日常生活への影響は最小限ですみます。

・48 時間冷却・禁酒・高枕の三種の神器で回復スピードは確実に向上します。

・ダウンタイムを最短にする鍵は「術前の情報収集+術後セルフケアの徹底」です。

埋没法は手軽な一方、糸で固定する外科手術である事実は変わりません。不安を減らす最良の方法は信頼できる医師選びと、正しい術後管理です。この記事があなたの検索の終着点になり、理想の二重への第一歩となれば幸いです。


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この記事の監修者

しのぶ皮膚科 院長 蘇原しのぶ Shinobu Sohara

2003年に東海大学医学部を卒業し、北里大学病院皮膚科、獨協大学医科大学附属病院皮膚科を経て、2016年にヒアルロン酸専門クリニック「しのぶ皮膚科」(港区三田)を開業。皮膚科・皮膚外科歴22年。

「ヒアルロン酸小顔カスタマイズ」と名付けたヒアルロン酸注入法で、他院では難しいと言われた患者さまの悩みを改善し、ボリュームアップだけではなく骨格形成、自然な若返り、たるみあげなどを、ヒアルロン酸単独で行う独自技術を持つ。自然な若々しさと美しさを追求したデザイン力に定評があり、日本全国のみならず海外からの患者様も多く、リピート率は90%以上。難病の患者さんの顔痩せや怪我の修復にヒアルロン酸注入による往診を行っている。

略歴

  • 平成15年3月東海大学医学部卒業
  • 平成15年4月北里大学皮膚科
  • 平成18年獨協大学病院皮膚科
  • 平成28年しのぶ皮膚科開業
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