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ベビーコラーゲン完全ガイド「盛らずに若く見える」を叶える、肌質改善系の注入治療

「ヒアルロン酸は不自然にならない?」「目の下の“影・ちりめん”だけ、そっと整えたい」「ダウンタイムは最小に」——そんな“バレずに綺麗”を望む方に、私がよくご提案するのがベビーコラーゲンです。本稿では、医師の視点で“向く人・向かない人”“ヒアルロン酸との上手な使い分け”“持続・ダウンタイム・リスク”まで、実情ベースで解説します。

ベビーコラーゲンとは? 赤ちゃん肌に多い「Ⅲ型コラーゲン」を補う治療

ベビーコラーゲンは、Ⅰ型とⅢ型コラーゲンを1:1で配合したヒト由来の注入製剤。赤ちゃん肌に豊富なⅢ型は、弾力や再生に深く関わるタイプで、加齢とともに減少します。Ⅰ型+Ⅲ型を補うことで、“形を盛る”より“肌そのものを整える”効果が得られるのが特徴です。

ヒト由来(胎盤由来や培養線維芽細胞由来など)でパッチテストが不要とされる点も支持されています。従来の動物由来コラーゲンに比べアレルギーの懸念が少ないのが一般的な見解です。

どんな悩みに向く?“浅い・薄い・繊細な”悩みに強い

目の下のちりめんジワ/黒クマ

まぶたのくぼみや際どいエリア

口まわりの細かいシワ、唇の縦ジワ首の横ジワ

肌ツヤ・キメ・毛穴感などの“質感”の底上げ

いずれも皮膚が薄く、動きが大きい部位で“盛りすぎ厳禁”なゾーン。ベビーコラーゲンの肌なじみの良さが活きます。まぶた近接や目まわりのチンダル現象(青白く透ける)を避けたいケースにも選択肢になり得ます。

向かない例:深い溝・大きな凹み・輪郭形成などリフトや体積が主目的の場面はヒアルロン酸が得意です。

ヒアルロン酸との違いと“最適解”の見つけ方

目的:ヒアルロン酸=形・リフト・体積、ベビーコラーゲン=質感・浅い凹凸

可逆性:ヒアルロン酸は溶解でリセット可能。ベビーコラーゲンは溶かせないため、“少量分割・慎重設計”が鉄則

仕上がり:ベビーコラーゲンは肌と一体化した自然さが出やすい。一方、深いシワやボリュームはヒアルロン酸の守備範囲。併用で“形×質感”の両立ができます。

私の基本方針は「形=ヒアルロン酸、質感=ベビーコラーゲン」。同日に入れることもできます。

効果の出方・持続のリアル

即時効果:直後から“面のなめらかさ”を実感しやすい

遅効性のご褒美1〜3か月で真皮の水分量・ツヤ感がじわりと底上げ(Ⅲ型コラーゲン刺激による再生寄与)

持続3〜12か月が目安。回数を重ねると持ちが延びる傾向があり、定期施術で1〜2年相当の満足度を維持できるケースも(個人差あり)。

ダウンタイムとリスク管理

腫れ・赤み・内出血:数日〜10日前後で改善(個人差)。カニューレ併用や極細針でリスク低減します。

白っぽく透ける/凸凹浅すぎ・入れすぎで起きやすい。層・量・点在配置で回避します。

“溶かせない”点への備え:ヒアルロン酸適応なら可逆性を優先する判断も。

アレルギー:ヒト由来のため発生は少ないとされますがゼロではない。既往・アレルギー歴を丁寧に確認。

血管塞栓など重篤リスク:顔面注入の宿命として稀に理論上あり。解剖に沿った層選択・低圧・アスピレーション・少量分割で安全域を確保します。

当院の工夫

・目周りはミリ単位の点在設計/動的シワは表情評価を併用

同意取得時に“可逆性の違い”を明記し、写真で段階確認

内出血・腫れのスケジュール配慮(イベント前の初回は避ける)

こんな方にベビーコラーゲン

目の下の“ちりめん”“影”をそっと改善したい

まぶたや口もとなど繊細ゾーンの不自然さを避けたい

肌ツヤ・キメを底上げしたい(“ノーファンデ感”UP)

ヒアルロン酸の“盛れ感”は要らないが、老け見えだけ抑えたい

こんな時はヒアルロン酸(or 併用)

ほうれい線の深い溝や輪郭のリフトが主目的

迷ったら、まずヒアルロン酸で形を整え、その後ベビーコラーゲンで表層を仕上げるのが安全で綺麗な順序

よくある質問(当院で多い順)

Q1. 痛みは?
A1. 麻酔入り製剤+冷却+極細針/カニューレで最小限に。処置時間は部位にもよりますが短時間です。

Q2. メイク・入浴は?
A2. 当日メイク可(強擦はNG)。入浴は短時間、サウナ・飲酒・激しい運動は24時間控えると安心です。

Q3. 何cc必要?
A3. 目周りで0.3〜1.0cc程度から検討。最初は控えめ→2〜4週で追い足しも可能です。

Q4. レーザーやHIFUとの併用は?
A4. 併用で相乗効果が見込めますが、同日深部エネルギー治療は避け、時期をずらすのが無難です。

Q5. どのくらいで再施術?
A5. 初回は3〜6か月で見直し、その後は持ちに合わせて間隔延長が目安です。

しのぶ皮膚科・診療フロー(当院の進め方)

1.表情・光の入り方まで含めた診断

2.可逆性の要否で“ヒアルロン酸→ベビーコラーゲン”の順を設計

3.0.1cc/数mm単位の少量分割・多点注入

4.2〜4週間後に“なじみ・質感”を再評価→必要なら微調整

5.ホームケア(保湿・紫外線対策)と再来目安をご案内

まとめ「自然に若く見える」は、質感の設計で決まる

ベビーコラーゲンは、浅い凹凸と質感の悩みに最適な“肌づくり”の注入。溶かせない=少量分割で慎重にというルールを守れば、バレずに若々しいを長くキープできます。

形はヒアルロン酸、質感はベビーコラーゲン。この役割分担を前提に、あなたの骨格と表情に合わせて最小限の量で最大限の自然さを設計します。まずは診察で、お顔全体の“今とこれから”を一緒に確認しましょう。

※ご参考までに下記のメニューをご覧ください。

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この記事の監修者

しのぶ皮膚科 院長 蘇原しのぶ Shinobu Sohara

2003年に東海大学医学部を卒業し、北里大学病院皮膚科、獨協大学医科大学附属病院皮膚科を経て、2016年にヒアルロン酸専門クリニック「しのぶ皮膚科」(港区三田)を開業。皮膚科・皮膚外科歴22年。

「ヒアルロン酸小顔カスタマイズ」と名付けたヒアルロン酸注入法で、他院では難しいと言われた患者さまの悩みを改善し、ボリュームアップだけではなく骨格形成、自然な若返り、たるみあげなどを、ヒアルロン酸単独で行う独自技術を持つ。自然な若々しさと美しさを追求したデザイン力に定評があり、日本全国のみならず海外からの患者様も多く、リピート率は90%以上。難病の患者さんの顔痩せや怪我の修復にヒアルロン酸注入による往診を行っている。

略歴

  • 平成15年3月東海大学医学部卒業
  • 平成15年4月北里大学皮膚科
  • 平成18年獨協大学病院皮膚科
  • 平成28年しのぶ皮膚科開業
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