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ベビーコラーゲン「目の下」完全ガイド 盛らずに“疲れ影”を消す、最小侵襲の選択肢

「ヒアルロン酸だと“盛れ感”が心配」「コンシーラーがヨレる“ちりめん”や影だけ消したい」「バレずに若く見せたい」——そんな目元のお悩みに、私がよくご提案するのがベビーコラーゲンです。特に目の下は皮膚が薄く、動きが大きい“繊細ゾーン”。“形を足す”より“肌そのものを整える”発想が、自然さに直結します。この記事では、医師の視点で向く人・向かない人ヒアルロン酸との使い分け効果の出方・ダウンタイム・リスクまでを実情ベースで解説します。

ベビーコラーゲンとは?赤ちゃん肌に多いⅢ型を補う“質感注入”

ベビーコラーゲンはⅠ型+Ⅲ型コラーゲンを50:50で配合したヒト由来製剤。赤ちゃん肌に豊富なⅢ型は再生・弾力に関わり、加齢で減少します。量で持ち上げる治療ではなく、キメ・ハリ・浅い凹凸の整えに向くのが特長です。

なぜ「目の下」に合うの?“薄い・動く・透けやすい”部位だから

目の下の軽い影(黒クマ)や色調のムラ、ちりめんジワに、コラーゲン系注入が自然な改善をもたらすことが報告されています。皮膚が薄い目周りでもなじみやすく、透けにくい点が、ヒアルロン酸のチンダル(青白く見える現象)を避けたい方にマッチします。すべてを一度で消す“劇的ビフォーアフター”ではなく、バレずに上質にが得意分野です。

向くケース/向かないケース

向くケース

目の下の浅い凹凸、細かいシワ、軽度の影や色ムラ
まぶた近接や皮膚の薄いゾーンで“盛りすぎ”を避けたい
ノーファンデ感やツヤ・キメの底上げをしたい

向かないケース(他治療を優先)

くっきりした深い溝や目袋の突出が強いケース(脱脂手術・ヒアルロン酸で体積補正・他エネルギー治療を先に検討)
たるみ主導で皮膚余りが大きい場合(たるみ治療の併用が前提)

迷ったら「形=ヒアルロン酸/質感=ベビーコラーゲン」の順で、段階的に整えるのが安全で綺麗。ベビーコラーゲンは溶解できないため、少量分割・慎重設計が鉄則です。

ヒアルロン酸との“上手な役割分担”

ヒアルロン酸:体積・リフト・輪郭形成が得意。可逆性(溶解)があり、深い溝や構造的な凹みに向く。

ベビーコラーゲン:肌なじみと表層のなめらかさが得意。薄いエリアの小ジワや軽い影に。
私の基本方針は、まずヒアルロン酸で“形の土台”を整える → 数週間おいてベビーコラーゲンで“質感の仕上げ”。一度にやり過ぎず、0.1cc・数mm単位で経過を見ながら微調整します。

効果の出方・持続の実感値

直後:面のなめらかさ・うるおい感が出やすい
1〜3か月:Ⅲ型由来の再生寄与でツヤ・キメの底上げがじわり(個人差)
持続目安数か月〜約1年前後の報告が一般的。軽度の悩みほど自然に長持ちする印象です(状態により回数調整)

全部一度により分割で積み上げの方が仕上がりが安定しやすい
目元は期待値コントロール
が大切。**“完全に消す”より“疲れて見えない”**にゴール設定すると満足度が高いです。

ダウンタイム・リスクと当院の対策

起こり得ること:赤み・腫れ・むくみ・内出血。数日〜10日前後で改善することが多い(個人差)。まれに白っぽく見える・凸凹感など“浅すぎ/入れすぎ”由来の違和感が出ることも。アレルギーはヒト由来で低リスクとされるがゼロではない。

当院の対策

層・深さ・量の最適化(浅すぎ回避/点在配置)
目元は極細針 or カニューレを適宜併用、低圧・少量分割で安全域を確保
同意取得時に「溶かせない”特性と段階施術」を明確化

実際の患者体験でも、初回は腫れ・内出血が出ることがあるため、大事な予定の1〜2週間前は初施術を避けるのが無難です。

施術フロー(しのぶ皮膚科式)

1.診断:青・茶・黒クマの内訳、骨格、表情、光の入り方を評価
2.設計:可逆性の要否でヒアルロン酸→ベビーコラーゲンの順を計画
3.注入0.1cc・数mm単位多点・低圧、直後に鏡確認
4.ホームケア:当日はサウナ・飲酒・激しい運動・強い圧迫を避ける/やさしく保湿
5.再診2〜4週後に“なじみ・質感”を再評価→必要なら微調整
6.中長期3〜6か月で見直し、状態により間隔を延長

よくある質問(当院で多い順)

Q1. 痛みが不安です。
A1. 麻酔入り製剤+冷却+極細針/カニューレで最小限に。処置自体は短時間です。

Q2. 何cc必要ですか?
A2. 初回は控えめに設計し、2〜4週で追加をすることもできます。

Q3. ヒアルロン酸と同日でも大丈夫?
A3. 原則同日大量併用は避け、反応を見ながら段階的に。可逆性の観点から、形はヒアルロン酸→質感はベビーコラーゲンの順が無難です。

Q4. 仕事やイベントに支障は?
A4. 初回は内出血・腫れを想定し、1〜2週間の余裕をもってスケジューリングしましょう。

失敗しないクリニック選

目の下の症例経験と段階施術の方針があるか
可逆性の説明をきちんとしてくれるか
・「たくさん入れれば効く」ではなく“最小量で自然”を掲げているか
目元の「解剖を踏まえた層選択・針選択」をしているか
カウンセリングで青・茶・黒の内訳を分けて説明できるか

情報ページでも、目の下・小じわ・クマへの適応、なじみやすさ・アレルギー低リスクが整理されているかをチェックしましょう。

まとめ「疲れて見えない目元」は、質感の設計で決まる

ベビーコラーゲンは、目の下の浅い悩みに強い質感改善の注入治療。透けやすい薄い部位でも自然になじみやすく、バレずに若く見える仕上がりが期待できます。一方で溶かせないため、少量分割・段階設計が成功の鍵です。私は形はヒアルロン酸、仕上げはベビーコラーゲンという役割分担を基本に、あなたの骨格と表情に合わせて最小限の量で最大限の自然さを設計します。まずは診察で、あなたの“今とこれから”を一緒に確認しましょう。

※ご参考までに下記のメニューをご覧ください。

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この記事の監修者

しのぶ皮膚科 院長 蘇原しのぶ Shinobu Sohara

2003年に東海大学医学部を卒業し、北里大学病院皮膚科、獨協大学医科大学附属病院皮膚科を経て、2016年にヒアルロン酸専門クリニック「しのぶ皮膚科」(港区三田)を開業。皮膚科・皮膚外科歴22年。

「ヒアルロン酸小顔カスタマイズ」と名付けたヒアルロン酸注入法で、他院では難しいと言われた患者さまの悩みを改善し、ボリュームアップだけではなく骨格形成、自然な若返り、たるみあげなどを、ヒアルロン酸単独で行う独自技術を持つ。自然な若々しさと美しさを追求したデザイン力に定評があり、日本全国のみならず海外からの患者様も多く、リピート率は90%以上。難病の患者さんの顔痩せや怪我の修復にヒアルロン酸注入による往診を行っている。

略歴

  • 平成15年3月東海大学医学部卒業
  • 平成15年4月北里大学皮膚科
  • 平成18年獨協大学病院皮膚科
  • 平成28年しのぶ皮膚科開業
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