こんにちは。しのぶ皮膚科院長の、蘇原しのぶです。
鏡や写真を見たときに
「頬骨が出てる…」
「横顔や斜めから見ると、顔がゴツく見える」
「頬骨のせいで、頬がこけて見える」
「小顔にしたいのに、頬骨があるせいで大きく見える…」
そんなお悩みから「頬骨 出てる」と検索している方は、本当に多いです。
まず最初にお伝えしたいのはこれです。
頬骨が目立つ原因は“骨だけ”ではありません。
脂肪の付き方・こめかみの凹み・筋肉の緊張・たるみでも、頬骨は強調されます。
だからこそ、頬骨の悩みは
「削るしかない」ではなく、「原因に合わせて目立たなくできる」ケースがたくさんあります。
この記事では、
・頬骨が出て見える原因
・自分でできる対策
・メイクのコツ
・美容医療での改善(切らない/切る)
・頬骨削りの現実と注意点
まで、患者さんの不安に寄り添って解説します。

1、まず確認:あなたの「頬骨が出てる」はどのタイプ?
頬骨のお悩みは、大きく3タイプに分けられます。
タイプ①:横に張り出してる(外側の出っ張り)
いわゆる「横幅が広い」「顔が大きく見える」タイプ。
原因は 頬骨弓(きゅうこつきゅう) の張り出しで説明されます。
タイプ②:前に出てる(正面でゴツく見える)
斜め・正面で頬が高く見えるタイプ。
タイプ③:頬骨が出て見える=実は“周りが落ちた/凹んだ”
骨が成長したわけではなく、
・こめかみが痩せた
・頬がこけた
・皮下脂肪が減った
・たるみで影が出た
ことで頬骨が目立つタイプ。
この③が、30代後半〜50代でとても多いです。
2、頬骨が目立つ原因は「骨格(遺伝)」だけじゃない
頬骨が目立つ原因として、骨格以外に以下が挙げられています。
・脂肪のバランス(頬の上の脂肪が減り、影が出る)
・生活習慣・癖(食いしばり、姿勢、表情筋の使い方)
・筋肉の緊張(側頭筋など)
つまり「頬骨=骨だからどうにもならない」と決めつけないでOKです。
3、「こめかみより頬骨が出てる」は異常?
結論:異常ではありません。
ただ、こめかみ(側頭部)が凹むと、相対的に頬骨が強調されます。
患者さんの中には、頬骨そのものより“こめかみの痩せ”が頬骨を悪目立ちさせているケースが非常に多いです。

4、セルフ対策:頬骨は“引っ込める”より「目立たせない」が現実的
骨格そのものはセルフケアでは変えられません。
でも、頬骨を目立ちにくくすることは可能です。
参照ページでは以下が紹介されています。
① 側頭筋をゆるめる(頬骨周りの緊張を取る)
こめかみ〜耳上の筋肉(側頭筋)が緊張すると、顔のバランスが崩れやすいと説明されています。
② 食いしばり癖を減らす
頬骨周りの筋肉の張りやフェイスラインの崩れ要因に。
③ 姿勢(首の位置)を整える
姿勢で顔が前に出ると、輪郭の見え方が変わるケースがあります。
※ただし「マッサージで頬骨が小さくなる」系の表現は誤解が起きやすいので、過度な期待は禁物です。
5、メイクで頬骨を目立たなくするコツ(即効性あり)
「今すぐどうにかしたい」という方は、まずメイクが最強です。
・頬骨の一番高いところにツヤを乗せすぎない
・ハイライトは“点”ではなく“面”で薄く
・チークは頬骨の上ではなく、少し下め&外に流す
この設計にすると、頬骨のピークが視覚的に消えます。
6、切らない美容医療:実は「足す」方が綺麗に見えることも
ここが、大事なポイントです。
頬骨を「削りたい」と思って来院される方の中には、削る必要がなく、“凹みを足す”方が綺麗になる方が少なくありません。
おすすめになりやすい治療:こめかみ/頬上のヒアルロン酸
こめかみや頬上が痩せると頬骨が目立つため、ボリューム補填で目立ちにくくできます。
つまり、頬骨を消すのではなく、輪郭を整える
この発想です。

7、 頬骨削り(骨切り)って実際どうなの?
頬骨が横に強く張っている場合、外科的な頬骨縮小術(頬骨削り/骨切り)が選択肢になります。
ただし、頬骨削りは
・ダウンタイム
・リスク
・医師の技術差
が大きい領域。
8、結論:「頬骨が出てる」悩みは、8割が“診断ミス”で迷子になる
頬骨の悩みは、施術名で解決するのではなく、
・どこが出ているのか(横?前?)
・どこが減ったのか(こめかみ?頬上?)
・たるみなのか(影なのか)
この構造の診断が命です。
だから「頬骨が出てる=削る」ではなく、「目立たないように輪郭を整える」、「将来コケない設計にする」
これが後悔しない小顔治療です。
まとめ:頬骨が出てるのは“骨”だけが原因じゃない
・頬骨が目立つのは 骨格だけでなく脂肪・たるみ・こめかみの痩せでも起こる
・セルフケアやメイクで「目立たなくする」は可能
・切らない治療(ヒアルロン酸等)で改善するケースが多い
・頬骨削りは適応があるが、後悔しないために医師選びが重要
是非参考になさってくださいね。
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