ほうれい線にヒアルロン酸は効果がある?いつから実感できるのか持続時間まで徹底解説

年齢を重ねるにつれ気になり始める「ほうれい線」。見た目年齢を左右する大きな原因の一つとして、多くの方が改善法を探しています。そこで注目されるのがヒアルロン酸注入ですが、

● ほうれい線にヒアルロン酸は本当に効果があるの?

● どのくらいで効果を実感できて、どれくらい持続するの?

● 効果がない、または効果が続かないケースはあるの?

といった疑問が多く寄せられています。この記事では、ヒアルロン酸注入専門の皮膚科医の立場から、ほうれい線に対するヒアルロン酸注入の効果や施術後の経過、そしてよくある疑問点について解説します。

ほうれい線にヒアルロン酸は本当に効果がある?

ほうれい線は加齢により頬や口元の皮膚・脂肪組織が下がることで深く刻まれやすくなるしわの一種です。ヒアルロン酸を注入すると、皮膚内部にボリュームを補う形でほうれい線を浅く、目立たなくすることが可能です。

● メリット

・注入直後から改善を実感しやすい

・メスを使わないためダウンタイムが短い

・自然な仕上がりを得やすい

● デメリット・注意点

・個人差はあるものの、定期的なメンテナンスが必要

・適切な注入量や技術が重要(過度な注入で不自然になる可能性)

ヒアルロン酸注入はいつから効果を実感できる?

ヒアルロン酸を注入した直後から多くの方が変化を感じ始めます。但し、施術部位のむくみや軽微な内出血などにより、仕上がりが安定するまでは1~2週間程度かかることがあります。

● 施術直後:鏡を見るとほうれい線が浅くなっているのを確認できる

● 1週間後:むくみなどの軽い腫れが治まり、より自然な状態に落ち着く

● 2週間後以降:最終的な仕上がりを実感できる段階

このように「ほうれい線 ヒアルロン酸 効果はいつから?」という疑問に対しては、多くの場合は施術直後~2週間程度とお答えしています。実際には個人差があるため、担当医としっかりカウンセリングを行いましょう。

効果はどのくらい持続するのか?

ほうれい線にヒアルロン酸を注入した場合の効果期間は、使用するヒアルロン酸の種類や注入法、個人の代謝スピードにもよりますが、およそ6ヶ月~2年程度が一般的です。

● 長持ちさせるコツ

・定期的なメンテナンス(適切な量を調整しつつ追加注入)

・過度なマッサージや過度な運動によるヒアルロン酸の吸収促進を避ける

・紫外線など肌ダメージの原因をできるだけ軽減する

「ほうれい線にヒアルロン酸は効果がない」という声の真相

一部では「ほうれい線 ヒアルロン酸 効果なし」「ヒアルロン酸 ほうれい線 効果ない」といった口コミを見かけますが、原因の多くは注入量や注入部位の不適切さ、または個人の体質によるものが考えられます。専門医による正確な診断のもと、顔全体のバランスを考えた施術を行えば、「効果がない」と感じるリスクは最小限に抑えられます。

副作用やダウンタイムはあるの?

施術後、軽度の腫れや内出血が出る可能性はありますが、通常1~2週間程度でほぼ目立たなくなります。また、アレルギー反応のリスクは比較的低いです。

まとめ

● ほうれい線にヒアルロン酸は効果的

● 効果を実感できるのは施術直後から2週間ほど

● 持続期間は6ヶ月~2年程度(注入法や注入量、製剤選びなどにより個人差あり)

● 適切な注入とメンテナンスが大切

ヒアルロン酸注入は外科手術に比べてリスクが少なく、気軽に始めやすい治療です。ほうれい線に悩む方は、カウンセリングで医師にしっかりと相談して、ご自身に合った治療を受けることをおすすめします。

この記事の監修者

しのぶ皮膚科 院長 蘇原しのぶ Shinobu Sohara

2003年に東海大学医学部を卒業し、北里大学病院皮膚科、獨協大学医科大学附属病院皮膚科を経て、2016年にヒアルロン酸専門クリニック「しのぶ皮膚科」(港区三田)を開業。皮膚科・皮膚外科歴22年。

「ヒアルロン酸小顔カスタマイズ」と名付けたヒアルロン酸注入法で、他院では難しいと言われた患者さまの悩みを改善し、ボリュームアップだけではなく骨格形成、自然な若返り、たるみあげなどを、ヒアルロン酸単独で行う独自技術を持つ。自然な若々しさと美しさを追求したデザイン力に定評があり、日本全国のみならず海外からの患者様も多く、リピート率は90%以上。難病の患者さんの顔痩せや怪我の修復にヒアルロン酸注入による往診を行っている。

略歴

  • 平成15年3月東海大学医学部卒業
  • 平成15年4月北里大学皮膚科
  • 平成18年獨協大学病院皮膚科
  • 平成28年しのぶ皮膚科開業
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