青クマに悩む方必見!ヒアルロン酸で目元の印象を変える最新治療と原因を医師が徹底解説

「最近、クマがひどくて疲れた印象に見える…」「コンシーラーで隠せない青クマを何とかしたい…」こうしたお悩みをお持ちの方は少なくありません。クマにはさまざまな種類がありますが、なかでも皮膚の下の血管が透けて見えることで生じる青クマは、セルフケアだけでは改善しにくいと言われています。
一方で、クリニックで行われるヒアルロン酸注射によって改善できるケースも多いです。本コラムでは、医師の視点から青クマの原因やヒアルロン酸注射の効果、治療法の注意点やメリット・デメリットについて、わかりやすく解説します。

青クマとは

クマは大きく分けて茶クマ・青クマ・黒クマの3種類があります。青クマは、皮膚が薄い目元周りにある血管が透け、青黒く見えることが特徴です。主に血行不良や眼輪筋などの筋肉の色が影響していると言われています。睡眠不足や疲労、スマホやPCの長時間使用による目の酷使、またはもともと目元の皮膚が薄い体質など、複数の要因が重なることで悪化します。人によっては、マッサージやアイクリームなどのセルフケアを行っても思うような改善が得られず、メイクで隠すことに限界を感じるケースもあるでしょう。

青クマが目立つ原因とヒアルロン酸でのアプローチ

青クマの原因として、血行不良以外に「目の下のくぼみ」が影響していることがあります。目の下にくぼみがあると光が反射しづらくなり、実際以上にクマが濃く見えてしまうのです。こうした場合には、ヒアルロン酸注射でくぼみを補うことで、光の反射が改善され、青クマが目立ちにくくなることが期待できます。
また、ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分であり、水分を抱え込む働きがあるため、目元にハリを与える効果も期待できます。メスを使わず短時間で施術が完了することから、比較的気軽に受けられる施術の一つとして人気が高まっています。

ヒアルロン酸注射のメリットとデメリット

メリット

・ダウンタイムが短い:施術直後からメイクが可能で、仕事や日常生活への影響が少ないです。

・即効性がある:ヒアルロン酸注射は施術後すぐに効果を実感できることが多く、忙しい方でも受けやすい治療と言えます。

・体に馴染みやすい:ヒアルロン酸は生体親和性が高く、定期的に施術を行えば自然な仕上がりを保ちやすいのが特徴です。

・切らずに施術できる:メスを使わないため、傷跡の心配がなく、リスクも相対的に低いです。

デメリット

・持続期間に限りがある:ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収され、個人差はありますが6カ月~1年程度で効果が薄れてきます。継続的に施術を受ける必要があります。

・注入部位の選択が難しい:目の下はデリケートな部位のため、施術経験の豊富な医師を選ばないと凹凸が生じたり、内出血が起きやすくなったりするリスクがあります。

・過度な期待は禁物:青クマの原因が色素沈着やたるみなど他の要因による場合、ヒアルロン酸だけでは十分な効果が得られないこともあるため、症状に合わせた治療が必要です。

施術の流れとアフターケア

一般的なヒアルロン酸注射の施術の流れは、以下の通りです。

1.カウンセリング:医師が患者の悩みや希望をヒアリングし、目元の状態を確認します。

2.デザイン:目の下のくぼみや皮膚の薄さなどを考慮し、注射箇所や量を決定します。

3.施術:必要に応じて麻酔を使用した後、細い針やカニューレでヒアルロン酸を注入します。施術時間は10~20分程度が目安です。

4.施術後の確認:鏡を見ながら仕上がりを確認し、微調整を行う場合もあります。

5.アフターケア:当日からシャワーやメイクは可能ですが、激しい運動や過度の飲酒は数日控えた方が無難です。また、内出血やむくみなどが生じる場合もあるため、当日は安静に過ごすのがおすすめです。

ヒアルロン酸注射の費用目安

費用相場は1回あたり数万円~十数万円程度が一般的ですが、クリニックによって注入するヒアルロン酸の種類や量、医師の技術料などによっても変動します。あらかじめカウンセリングの段階で、予算や仕上がりについてしっかりと相談することが大切です。

青クマ治療がうまくいかない場合の原因

・原因が間違っている:青クマと思っていたら茶クマや黒クマの要素も含んでいるケースがあります。その場合、色素沈着やたるみ・皮膚の余りなど別の施術が必要になることもあります。

・血行不良が続いている:ヒアルロン酸でくぼみを補っても、血行不良の根本的な改善がなされていないとクマが再び目立つ可能性があります。ライフスタイルや睡眠習慣を見直すことも重要です。

・クリニック選びが不適切:目元のデリケートな領域への施術には高度な技術や経験が不可欠です。症例数や実績をもとに、信頼できる医師のいるクリニックを選びましょう。

まとめ

青クマは、見た目の印象を大きく左右する目元の悩みの一つであり、セルフケアではなかなか改善しにくいケースも多々あります。特に目の下のくぼみが原因の場合、ヒアルロン酸注射でボリュームを補うことで、光の反射が整い青クマが改善することがあります。ただし、クマの種類や原因を正しく見極め、適切な治療法を選ぶことが重要です。また、施術後のケアやライフスタイルの見直しも欠かせません。

もし青クマにお悩みなら、まずは実績のあるクリニックでカウンセリングを受け、自分の症状に合った治療法を検討してみてはいかがでしょうか。

以上、青クマに対するヒアルロン酸注射の効果や施術の流れを医師の視点から解説しました。ご自身の目元のお悩みに合った治療方法を選択して、明るく若々しい印象を手に入れましょう。



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この記事の監修者

しのぶ皮膚科 院長 蘇原しのぶ Shinobu Sohara

2003年に東海大学医学部を卒業し、北里大学病院皮膚科、獨協大学医科大学附属病院皮膚科を経て、2016年にヒアルロン酸専門クリニック「しのぶ皮膚科」(港区三田)を開業。皮膚科・皮膚外科歴22年。

「ヒアルロン酸小顔カスタマイズ」と名付けたヒアルロン酸注入法で、他院では難しいと言われた患者さまの悩みを改善し、ボリュームアップだけではなく骨格形成、自然な若返り、たるみあげなどを、ヒアルロン酸単独で行う独自技術を持つ。自然な若々しさと美しさを追求したデザイン力に定評があり、日本全国のみならず海外からの患者様も多く、リピート率は90%以上。難病の患者さんの顔痩せや怪我の修復にヒアルロン酸注入による往診を行っている。

略歴

  • 平成15年3月東海大学医学部卒業
  • 平成15年4月北里大学皮膚科
  • 平成18年獨協大学病院皮膚科
  • 平成28年しのぶ皮膚科開業
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