整形顔が不自然に映る本当の理由とゼロから防ぐ5つの処方箋 美容皮膚科医が教える後悔しない美容整形ガイド

「理想の⾃分になれるはずの美容整形が、かえって“バレバレ”になったら…」
周囲に気づかれるのが怖い、整形モンスターと呼ばれる極端な顔になりたくない、失敗しても修正に出すお⾦も時間もない・・・
この記事では、こうした不安を防ぐ具体策までをご説明します。

不自然な整形顔に共通する3つの特徴

1.バランス崩壊

・具体例:鼻や顎だけ極端に突出する
・なぜ起こる?:パーツごとの黄金比を無視しがちになる

2.過度なボリューム

・具体例:ヒアルロン酸・ボトックスの入れすぎでパンパンになってしまったり、表情が固くなってしまう
・なぜ起こる?:「もっと効果を出したい」という欲張りな気持ちになってしまう。

3.施術の繰り返し

・具体例:二重幅の拡張→再切開を重ね整形モンスター化してしまう
・なぜ起こる?:整形依存になってしまったり、医師が途中でとめることをしない

不自然が起こりやすい代表的な施術

1.鼻整形

・高すぎるプロテーゼで眉間から鼻筋が通り過ぎる → 日本⼈の骨格に合わず違和感が出てしまう
・幅寄せ不足でゴツい印象が残る

2.二重整形

・幅を欲張る→「折り畳み線」が深すぎて⾮現実的になってしまう
・埋没法の糸⽟・傷跡が透けてしまう

3.注入系(ヒアル/ボトックス)

・-10歳を狙い過ぎて⽔膨れ状になってしまう。表情筋も動かず写真でバレてしまう

医師が提案する「不自然」を防ぐ5つの処方箋

1.黄金比より個人比:3Dシミュレーションで骨格とパーツの調和を数値化。

2.数値でゴールを共有:例:鼻尖‐人中角95〜100°以内、二重幅7 mm未満など客観指標を提示。

3.段階治療で盛り過ぎを防ぐ:フィラーはまず50〜70%量で試し、2週間後に微調整。

4.医師主導の「やり過ぎストッパー」:依存傾向のある患者には医学的リスクを明確に説明し、不要な施術はしない。

5.術後フォロー&リカバリープランを明文化:ダウンタイム管理と、万一の溶解剤・修正手術費用を事前に提示。

もし「不自然かも?」と思ったら

1.ヒアルロン酸過多

・初期対応:48時間以内ならヒアルロニダーゼ溶解
・修正オプション:自然減少まで待機し再注入

2.プロテーゼ高すぎ

・初期対応:レントゲンで位置確認→早期抜去
・修正オプション:耳介軟骨移植など⾝体⾻材で再形成

3.二重幅広すぎ

・初期対応:ダウンタイム終了後に再埋没orミニ切開
・修正オプション:専門医でライン再設定

まとめ:⾒た⽬も⼼も「ナチュラル」に保つために

「整形顔=不自然」は医師と患者様の情報ギャップが生む結果です。
カウンセリング段階で「やらない勇気」を共有することが最大の予防薬です。
経験豊富な医師の症例写真・学会活動をチェックし、迷ったら複数院でセカンドオピニオンをもとめましょう。美容整形はあくまで「目的」ではなく「手段」です、⾃然で調和の取れた美しさを⾒失わないよう、本記事を参考に計画的な施術をして頂きたいと思います。

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この記事の監修者

しのぶ皮膚科 院長 蘇原しのぶ Shinobu Sohara

2003年に東海大学医学部を卒業し、北里大学病院皮膚科、獨協大学医科大学附属病院皮膚科を経て、2016年にヒアルロン酸専門クリニック「しのぶ皮膚科」(港区三田)を開業。皮膚科・皮膚外科歴22年。

「ヒアルロン酸小顔カスタマイズ」と名付けたヒアルロン酸注入法で、他院では難しいと言われた患者さまの悩みを改善し、ボリュームアップだけではなく骨格形成、自然な若返り、たるみあげなどを、ヒアルロン酸単独で行う独自技術を持つ。自然な若々しさと美しさを追求したデザイン力に定評があり、日本全国のみならず海外からの患者様も多く、リピート率は90%以上。難病の患者さんの顔痩せや怪我の修復にヒアルロン酸注入による往診を行っている。

略歴

  • 平成15年3月東海大学医学部卒業
  • 平成15年4月北里大学皮膚科
  • 平成18年獨協大学病院皮膚科
  • 平成28年しのぶ皮膚科開業
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