こんにちは。しのぶ皮膚科院長の、蘇原しのぶです。
「鼻を小さくしたい…でも手術は怖い」
「団子鼻が気になるけど、ダウンタイムが取れない」
「鼻の脂肪溶解注射ってSNSで見るけど、本当に効果あるの?」
「“効果ない”って口コミもあって不安…」
こういう気持ちでいらっしゃる方がとても多いです。
結論から言います。
鼻の脂肪溶解注射は、効く人には効きます。
でも同時に、効かない人に打っても(正確には“原因が違う人”に打っても)ほぼ変化が出ません。
この記事では重要ポイントを統合しながら、
・鼻の脂肪溶解注射の仕組み
・効果が出る鼻・出ない鼻の違い
・回数・間隔・ダウンタイム
・よくある失敗や後悔
・手術との比較(どこまで可能か)
を、患者さん目線でわかりやすく解説します。

1、鼻の脂肪溶解注射とは?(BNLSなど)
鼻の脂肪溶解注射とは、鼻先や小鼻の「皮下脂肪」や「むくみ」にアプローチして、ボリュームを少しずつ減らし、すっきり見せる治療です。
代表的な薬剤としては、一般に
・BNLS(BNLSアルティメット)
・カベリン
・FatX系
などがあり、薬剤ごとに成分・腫れ・痛みの出方が異なります。
2、いちばん大事:鼻が大きい原因は「脂肪」とは限らない
ここが“効果ない”と言われる理由です。
鼻の見た目を大きくしている原因は主にこの3つ:
1.皮下脂肪・皮膚の厚み(いわゆるだんご鼻・鼻先ぷっくり)
2.軟骨の張り出し(鼻翼軟骨が大きい・横に広い)
3.骨格(鼻筋の太さ・鼻根部の形)
脂肪溶解注射で改善できるのは、基本的に①の一部です。
軟骨や骨格が主因の人は、脂肪溶解注射だけでは限界があります。
某有名クリニックでも「軟骨の張り出しが強い場合はまず鼻尖縮小(外科)→その後に脂肪溶解注射がベスト」と説明されています。
3、鼻の脂肪溶解注射が「効く人」の特徴
鼻の脂肪溶解注射が向いているのは、こういう方です。
効果が出やすいタイプ
・鼻先の皮膚が厚い(厚皮)
・鼻先〜小鼻に“もったり感”がある
・押すと柔らかい
・鼻先が丸い・重い(団子鼻傾向)
・むくみやすい(朝に鼻が大きく感じる)
このタイプは「脂肪+むくみ」が混ざっていることが多く、注射で“もたつき”が軽くなりやすいです。

4、逆に「効果が出にくい人」の特徴(ここ超重要)
患者様の多くは、“無駄打ち”を避けたいと仰ることが多いですん。
効果が出にくいタイプ
・鼻先が硬い(脂肪ではなく軟骨主体)
・小鼻の横幅が広い(鼻翼そのものが大きい)
・鼻筋が太い・骨格で太い
・「鼻先を尖らせたい」希望が強い
この場合、脂肪溶解注射で“少し薄く”なっても、理想の変化に届かず「結局意味なかった…」となりやすいです。
5、どの部位に打てる?鼻先・小鼻・鼻筋
一般的に鼻で打つ部位は以下です。
・鼻先(団子鼻対策のメイン)
・小鼻(鼻翼の厚みを減らす目的)
・鼻筋(太さ・むくみっぽさの調整)
銀座の某クリニック情報でも、団子鼻・小鼻ボリュームダウン・鼻筋をシャープにする目的で紹介されています。
ただし、骨格を変える治療ではないので「鼻を高くする」「鼻筋を通す」目的は別治療(ヒアルロン酸等)が必要です。
6、何回必要?間隔は?(効果が出るまでの道筋)
鼻の脂肪溶解注射は、1回で劇的変化を狙う治療ではありません。 参照ページでも共通しているのは
“数回前提”で少しずつ変化という点です。
目安
・3〜5回が目安(個人差あり)
・間隔は 1〜2週間ごと or 2〜4週間ごと(薬剤と方針による)
「まず試したい」「周りにバレたくない」人にとっては、少しずつ変化すること自体がメリットでもあります。

7、ダウンタイム:腫れ・内出血・痛みは?
鼻は顔の中でも目立つ部位なので、ダウンタイムは重要ですよね。
脂肪溶解注射の一般的な副作用は
・赤み
・腫れ
・むくみ
・熱感
・内出血
などで、多くは数日で落ち着くとされています。 とはいえ鼻は“中心の顔面”なので、仕事や人前の予定がある方は注射後2〜3日は余裕を持つのが無難です。
8、よくある失敗・後悔パターン(避けたい!)
鼻の脂肪溶解注射で後悔しやすいのは次の3つです。
失敗①:原因が脂肪じゃなかった
→ これが最多。
軟骨・骨格主体なのに注射しても変わりません。
失敗②:期待値が高すぎた
脂肪溶解注射は「鼻整形」ではなく“鼻のもたつき調整”が得意な治療。
「鼻を別人級に変えたい」なら外科が必要です。
失敗③:打ちすぎ・頻回すぎ
鼻は皮膚が薄い部分もあるので、過剰な刺激は肌トラブルの原因になり得ます。
適切な量と間隔で行うことが大切です。
9、鼻尖縮小(手術)との違い:ここまでが注射の限界
軟骨の張り出しが強い場合は鼻尖縮小が必要という考え方が示されています。
脂肪溶解注射でできること
・鼻先〜小鼻の“厚み”を減らす
・団子鼻っぽさを軽減
・もたつきを減らして軽く見せる
外科でしかできないこと
・鼻先を細く尖らせる
・小鼻の“横幅”をしっかり縮める
・土台(軟骨・骨格)から形を変える
つまり、注射は「切らずに、少し上品に整える」治療です。

まとめ:鼻の脂肪溶解注射は「適応が合えば神、合わなければ無風」
最後に要点です。
・鼻の脂肪溶解注射は 団子鼻(脂肪・厚皮タイプ)に効果が出やすい
・軟骨や骨格が原因だと 変化が乏しい
・3〜5回程度の複数回が前提になりやすい
・最大の後悔理由は「適応ミス」と「期待値過多」
是非参考になさってくださいね。
※ご参考までに下記のメニューをご覧ください。










ご予約・お問い合わせ
03-6453-6955







