【医師解説】マリオネットラインのヒアルロン酸治療|原因・効果・失敗を防ぐポイント

「口元が下がって見える」、「ほうれい線より下のシワが気になる」、「疲れて見える、老けて見える」

このようなお悩みの原因の一つがマリオネットラインです。

マリオネットラインは、口角からあごに向かって伸びる縦のシワで、人形(マリオネット)の口元の線に似ていることからそう呼ばれています。

このシワは年齢とともに目立ちやすく、ヒアルロン酸注入による改善を希望される方が非常に多い部位でもあります。

今回はマリオネットラインの原因、ヒアルロン酸治療の効果、失敗を防ぐポイントをわかりやすく解説します。

マリオネットラインとは?

マリオネットラインは、口角から下に伸びる溝状のシワです。

似たシワとして、ほうれい線、ゴルゴライン、がありますが、それぞれ位置が異なります。

ほうれい線:鼻横から口角へ
マリオネットライン:口角からあごへ

つまりマリオネットラインは、口元の老け感を強く出すシワなのです。

このシワが深くなると、口角が下がって見える、怒って見える、不機嫌そうに見えるといった印象を与えてしまいます。

マリオネットラインができる原因

マリオネットラインは、単純なシワではなく、顔の構造変化によって生まれるラインです。

主な原因は次の4つです。

1、頬の脂肪の下垂
加齢によって頬の脂肪が下がると、口元にたるみが集まり、マリオネットラインが形成されます。

2、皮膚のハリ低下
年齢とともにコラーゲン、エラスチン、が減少し、皮膚がたるみやすくなります。

3、口角の下垂
口角を下げる筋肉(口角下制筋)が強いと、ラインがより深く見えることがあります。

4、骨格の変化
加齢により下顎骨、頬骨のボリュームが減ることで、皮膚が余り、シワができやすくなります。

つまりマリオネットラインは、皮膚+脂肪+筋肉+骨、すべての変化が関係しているのです。

マリオネットラインにヒアルロン酸は効果ある?

結論から言うと、ヒアルロン酸は非常に効果的な治療です。

ヒアルロン酸には、溝を持ち上げる皮膚を内側から支えるという効果があります。

注入すると、溝が浅くなる、口元がふっくらする、若々しい印象になる、といった変化が期待できます。
施術時間は通常10〜15分程度で、ダウンタイムも比較的少ない治療です。

マリオネットラインのヒアルロン酸は何cc必要?

必要量は個人差がありますが、一般的には片側0.5〜1cc両側1〜2cc、程度が目安です。

ただし実際にはほうれい線、口角、フェイスライン、などと合わせて治療することで、より自然な若返り効果が得られることが多いです。

ヒアルロン酸だけでは改善しないケース

実は、マリオネットラインは溝だけの問題ではないことが多いです。

例えば、頬のたるみ、口角の下垂、フェイスラインのもたつきなどが原因の場合、ヒアルロン酸だけでは十分改善しないこともあります。

そのため、リフト治療、ボトックス、たるみ治療などを組み合わせることで、より良い結果になることがあります。

マリオネットラインのヒアルロン酸で失敗する原因

よくある失敗には次のようなものがあります。

1、入れすぎ
ヒアルロン酸を入れすぎると、口元が不自然に膨らむ、顔が重く見えることがあります。

2、浅すぎる注入
浅い層に注入すると、凸凹、しこり、が出ることがあります。

3、原因を無視した治療
頬のたるみが原因なのに、マリオネットラインだけに注入すると、十分な改善が得られないことがあります。

しのぶ皮膚科のマリオネットライン治療

しのぶ皮膚科では、単純にシワに注入するのではなく、顔全体のバランスを見て治療することを大切にしています。

例えば頬のボリューム調整、口角リフト、フェイスライン形成、などを組み合わせ、口元だけでなく顔全体が若返るように設計します。

ヒアルロン酸は0.01cc単位で微調整しながら、自然な仕上がりを目指します。

まとめ|マリオネットラインはヒアルロン酸で若返る

マリオネットラインは脂肪の下垂、皮膚のたるみ、骨格の変化などによって生じるシワです。

ヒアルロン酸治療によって口元のシワ改善、口角の印象改善、若々しい顔立ちが期待できます。

ただしマリオネットラインは、顔全体の構造変化が関係するシワのため、原因を見極めた治療がとても重要です。
「口元のシワが気になる」、「マリオネットラインを改善したい」、という方は、ぜひ一度相談にだけでもいらしてみてください。

適切な治療を行うことで、自然で若々しい印象に変わる可能性があります。

※ご参考までに下記のメニューをご覧ください。


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この記事の監修者

しのぶ皮膚科 院長 蘇原しのぶ Shinobu Sohara

2003年に東海大学医学部を卒業し、北里大学病院皮膚科、獨協大学医科大学附属病院皮膚科を経て、2016年にヒアルロン酸専門クリニック「しのぶ皮膚科」(港区三田)を開業。皮膚科・皮膚外科歴22年。

「ヒアルロン酸小顔カスタマイズ」と名付けたヒアルロン酸注入法で、他院では難しいと言われた患者さまの悩みを改善し、ボリュームアップだけではなく骨格形成、自然な若返り、たるみあげなどを、ヒアルロン酸単独で行う独自技術を持つ。自然な若々しさと美しさを追求したデザイン力に定評があり、日本全国のみならず海外からの患者様も多く、リピート率は90%以上。難病の患者さんの顔痩せや怪我の修復にヒアルロン酸注入による往診を行っている。

略歴

  • 平成15年3月東海大学医学部卒業
  • 平成15年4月北里大学皮膚科
  • 平成18年獨協大学病院皮膚科
  • 平成28年しのぶ皮膚科開業
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