「寝ても消えない目の下のクマ」
「コンシーラーでも隠れない影のようなクマ」
こうしたお悩みで来院される患者さんの多くが、実は“黒クマ”です。
こんにちは。しのぶ皮膚科院長の蘇原しのぶです。
今日は「黒クマの原因」について、患者さんが一番誤解しやすいポイントを中心に、わかりやすくお話ししていきます。

黒クマとは?実は“色”ではなく“影”です
まず大切なのは、黒クマは「黒い色素」ではないということです。
黒クマの正体は、目の下にできた“影”
つまり、シミでも血行不良でもなく、顔の構造変化によってできる“凹みとたるみ”が原因です。
ここを間違えてしまうと、どんなに高いアイクリームを使っても改善しません。
黒クマの主な原因はこの3つ
1、目の下のたるみ(皮膚・脂肪の下垂)
年齢とともに皮膚のハリが失われると、目の下がゆるみます。
さらに、眼窩脂肪(目の奥の脂肪)が前に押し出されることで、ふくらみ+その下に影ができてしまいます。
これが黒クマの最も典型的な原因です。
2、骨の痩せ(支持構造の低下)
実はあまり知られていませんが、顔の骨は年齢とともに少しずつ痩せていきます。
例えるなら、顔は「家」、骨は「柱」
柱が細くなると、家は支えられずに傾きますよね。
同じように、骨が痩せることで皮膚や脂肪を支えきれず、 目の下が落ち込み、影が強くなる
これも黒クマの大きな原因です。
3、目の下の凹み(涙袋〜頬の境目)
目の下には「涙袋」と、その下の「頬」があります。
この間にできる“段差”が深くなると、光が当たらず影になる
これが黒クマとして見えるのです。
特に、やせ型の方、もともと骨格が華奢な方は若い頃から黒クマが出やすい傾向があります。
よくある勘違い:黒クマにアイクリームは効く?
結論から言うと、黒クマにはほとんど効きません。
なぜなら、黒クマは“構造の問題”だからです。
アイクリームが効果を発揮するのは、乾燥、小じわ、色素沈着、といった「皮膚の問題」です。
黒クマは 骨・脂肪・たるみの問題なので、外から塗るだけでは改善が難しいのです。

黒クマを自分で見分ける方法
簡単なチェック方法があります。
鏡の前で、上から光を当ててみてください、それでクマが薄くなる場合は、黒クマ(影)タイプの可能性が高いです。
逆に、光を当てても色が変わらない場合は、茶クマ(色素沈着)、青クマ(血行不良)の可能性があります。
ではどう治す?黒クマの正しい改善法
黒クマは「影」なので、 影をなくす=凹みを整えることが重要
ここで私が大切にしているのが、「小顔カスタマイズ」の考え方です。
ヒアルロン酸で“支える”治療
一般的には、「クマの部分に直接ヒアルロン酸を入れる」と思われがちですが、実はそれだけでは不十分です。
私の治療では、骨に近い深い層に少量ずつ顔全体のバランスを見て“支える”ように注入します。
すると目の下の凹みが改善、頬が持ち上がる、影が自然に消える。
結果として、 「クマが消えた」ではなく、「痩せた?若くなった?」と言われる仕上がりになるのです。

たるみが強い場合は別の選択肢も
皮膚の余りが強い場合は、脱脂手術、たるみ取り、といった外科的治療が適応になることもあります。
ただし、すべての方に必要なわけではありません。
状態を見極めることが何より重要です。
最後に:黒クマは「間違ったケア」で悪化します
黒クマの患者さんで多いのが、強くマッサージする、目元をこする、過度なスキンケア、これらは逆にたるみを進行させてしまいます。
黒クマは、「構造を理解して、正しくアプローチすること」、これが一番の近道です。
まとめ
黒クマの原因は、目の下のたるみ、骨の痩せ、凹みによる影、つまり、“老化による構造変化”です。
そして改善には、表面ではなく“土台から整える治療”が必要。
私は、患者さんが「自分のまま、自然に若返る」そんな仕上がりを一番大切にしています。
黒クマでお悩みの方は、「何が原因か」を正しく知ることから始めてみてくださいね。
※ご参考までに下記のメニューをご覧ください。










ご予約・お問い合わせ
03-6453-6955







