「ニューラミスとアラガン、どっちがいいですか?」
ヒアルロン酸治療を検討している方から、よくいただく質問です。
こんにちは。しのぶ皮膚科院長の蘇原しのぶです。
今日は「ニューラミスとアラガンの違い」について、わかりやすく解説しながら、本当に大切な選び方をお伝えします。

どちらが良いかは“目的次第”
まず結論からお伝えします。
どちらが優れているかではなく、使い分けが重要です。
そしてさらに大切なのは、製剤より“入れ方”の方が結果に大きく影響するということです。
ニューラミスとは?
ニューラミスは韓国製のヒアルロン酸製剤です。
■ 特徴
・比較的価格が抑えられている
・柔らかい質感のものが多い
・細かい部位にも使いやすい
■ 向いている部位
・涙袋
・唇
・細かいシワ
ナチュラルな仕上がりを比較的出しやすいです。
アラガンとは?
アラガンはアメリカの製薬会社が製造するヒアルロン酸です。
■ 特徴
・世界的に実績が豊富
・品質の安定性が高い
・種類が豊富
■ 向いている部位
・ほうれい線
・顎
・頬
しっかり形を作る部位に適している
大きな違いはこの3つ
1、価格
・ニューラミス → 比較的安価
・アラガン → やや高価
ここが一番わかりやすい違いです。
2、持続性
・ニューラミス → やや短め
・アラガン → 長持ちしやすい
あくまで一般的な傾向でのものになります。
3、製剤の安定性
アラガンは、長年のデータと品質管理が強みです。
一方でニューラミスも、技術的には十分進化しているため、適切に使えば問題ありません。

よくある誤解
ここは非常に重要です。
■「高い=良い」ではない
確かにアラガンは優れた製剤ですが、部位によっては柔らかい製剤の方が適していることもあります。
■「安い=危険」でもない
ニューラミスも正規品であれば、 適切に使えば安全性は高いです。
大切なのは“適材適所”です。
本当に差が出るのはここ
正直にお伝えします。
仕上がりの8割は医師の技術で決まります。
どんなに良い製剤でも、入れる位置が違う、量が適切でないと、不自然な仕上がりになります。
逆に、適切なデザインと注入技術があればニューラミスでもアラガンでも、とても自然で美しい仕上がりになります。
当院の考え方
私は、「製剤ありき」で治療を考えません。
■ 顔全体のバランスを重視
どこにボリュームが必要か、どこを支えるべきか、これを見極めた上で最適な製剤を選びます。
■ 小顔カスタマイズ治療
骨に近い層に少量ずつヒアルロン酸を入れることで、 顔全体を自然に整えます。
このとき、硬さが必要な場所 → アラガン、柔らかさが必要な場所 → ニューラミス、というように、使い分けることが重要です。

どちらを選べばいい?
迷っている方には、こうお伝えしています。
■ 初めての方:ナチュラルに試したいならニューラミス
■ しっかり形を出したい方:持続性を重視するならアラガン
ただし最終的には、医師と相談して決めるのがベストです。
最後に:一番大切なのは“製剤選び”ではない
多くの方が「どのヒアルロン酸がいいか」に注目しますが、本当に重要なのは、誰が、どう入れるかです。
ニューラミスとアラガンの違いは、価格、持続性、特徴、ですが、優劣ではなく“使い分け”が重要です。
そして何より、仕上がりを決めるのは医師の技術とデザインです。
私は、「どの製剤を使ったかではなく、どれだけ自然に美しく見えるか」を一番大切にしています。
ヒアルロン酸を検討している方は、ぜひ製剤だけでなく“治療の考え方”にも注目してみてくださいね。
※ご参考までに下記のメニューをご覧ください。










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