HYALURONIDASEヒアルロニダーゼ

ヒアルロニダーゼ

ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を分解する酵素です。
ヒアルロニダーゼをヒアルロン酸を溶かしたい部位にで注入すると、個人差はありますが、
注入後 数時間から効果を発揮し、数日間から1〜2週間かけて溶けてなくなります。
溶解後のヒアルロン酸注入は、1週間後から可能です。

このような方におすすめです

  • 仕上がりが不自然で修正したい、元に戻したい方。
  • 数年前に注入したヒアルロン酸が吸収しきれず残ってしまい、不自然な形で残っている方。
  • ヒアルロン酸を多量に注入してしまい、量を減らしたい方。
  • ヒアルロン酸で造形のため注入したが、形を変えたい方。
  • 手術をするため、注入したヒアルロン酸を溶かす必要のある方

製剤の特徴

ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)は、ヒアルロン酸にだけ反応し溶解する事ができます。
性質上ヒアルロン酸注入と違い、部分的に溶解したい場合、注入したい部分だけでなく、周囲のヒアルロン酸にも作用します。
できる限り、溶解したい部分をデザインし、注入しますが、左右差や注入したい部分以外も溶解される 事があるため、ヒアルロニダーゼで溶解後に、ヒアルロン酸注入も 併用して行います。

よくある質問

体内には元々ヒアルロン酸が存在する聞いたのですが、ヒアルロニダーゼを注入すると、体内に元々あるヒアルロン酸も溶けてしまうのでしょうか?
広範囲に多量にヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)を使用した場合、体内に元々あるヒアルロン酸は、全く溶けないとは言い切れませんが、目では確認できない程度です。
また溶けてから数日以内に回復します。ヒアルロにダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)を注入してもほとんどの場合問題はありません。

そのため、組織がへこむことは、ほとんどありません。
しかし、形や量が気に入っていなくても、元の何も注入されていない状態に戻ると、物足りなくなるせいか、量が多すぎる時に見慣れるせいか、へこんだとおっしゃる方が稀にいらっしゃいます。ヒアルロニダーゼで溶解後に、ヒアルロン酸注入も 併用治療をおすすめしております。
他院で注入したヒアルロン酸も溶解してもらえますか?
また、溶解後、ヒアルロン酸を注入や修正をしてもらえますか?
他院様で注入したヒアルロン酸にも、当院でヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)を注入し、溶解することは可能です。
しかし、他院様でヒアルロン酸を注入して来られた場合、注入した部位や製剤、量がわからず、溶解希望カ所を希望どうりに溶解できないことが多々あります。
他院修正の場合は、一度全て溶解してから、再注入することをおすすめしております。
(※他院で注入したヒアルロン酸をヒアルロニダーゼで溶かす場合、いつ、どのくらいの量を、どの部位に注入したか、分かる場合は製剤名をカウンセリングでお伝えください。)
ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)注入後、ヒアルロン酸はすぐに注入できますか?
また、溶解後、ヒアルロン酸を注入や修正をしてもらえますか?
ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)注入後、すぐにヒアルロン酸を注入してしまうと、新しく注入したヒアルロン酸にも作用がおよび、溶解されてしまいます。
そのため、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)注入後、ヒアルロン酸注入を希望される場合は、約1週間程度を空けての注入をお願いしております。
ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)は、ヒアルロン酸以外も溶かすことができますか?
ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸のみ溶かすことができます。
ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)で溶けたヒアルロン酸は、どこにいくのですか?
ヒアルロン酸は、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)で、水と二酸化炭素に分解され、水は尿や汗で体内に出され、二酸化炭素は呼気となり体外に排出されます。
ダウンタイムはどれくらいですか?
ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)は、溶かしたいヒアルロン酸と同量またはそれより多い量を注入する事で溶解されます。
ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)を注入量はそのまま一時的に膨ら見ます。
また、ヒアルロン酸が分解されると水となるので、数日間は浮腫んだように腫れる方もいらっしゃいます(腫れ止めの内服をおすすめします)。 また、針を使用するので、内出血するリスクがあります。
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