こんにちは。しのぶ皮膚科 院長の蘇原しのぶです。
「ポテンツァって肝斑にいいの?」
「レーザーで悪化した経験があるから怖い」
このご相談、非常に多いです。
結論から言うとポテンツァは肝斑に有効な治療です。
但し、やり方を間違えると悪化します。
ここが非常に重要です。
今回は患者さんのリアルなインサイトに基づき、ポテンツァが肝斑に効く理由、なぜ悪化するケースがあるのか、正しい治療の受け方、を専門医として徹底解説します。

肝斑とは何か
肝斑は単なるシミではありません。
メラノサイト(色素細胞)が過剰に働いている状態。
原因は、ホルモンバランス、紫外線、摩擦刺激などが複合的に絡みます。
特徴は、左右対称に出る、左右対称に出る、刺激で悪化する、治療しても再発しやすい非常に“繊細なシミ”です。
ポテンツァが肝斑に効く理由
ポテンツァは マイクロニードル+RF(高周波)という治療です。
極細の針で皮膚に微細な刺激を与えながら、真皮層に熱エネルギーを届けます。
■ 作用① メラノサイトの抑制
ポテンツァはメラニンを作る細胞の働きを抑えることができます。
これが従来治療との大きな違いです。
■ 作用② 肌の再生(根本改善)
さらに、コラーゲン生成、ターンオーバー正常化を促し、 “肝斑ができにくい肌”へ変えていくというアプローチです。

従来治療との違い
これまでの肝斑治療はレーザートーニング、トラネキサム酸内服が主流でした。
但し、深いメラノサイトに届きにくいという限界がありました。
ポテンツァは 直接メラノサイト周囲に作用できるため、より本質的な治療と言えます。
ポテンツァで肝斑が悪化する理由
ここは必ず理解してください。
SNSなどでよくある「ポテンツァで悪化した」これは間違いではありません。
■ 原因は“設定ミス”
肝斑専用モードを使っていない、これがほとんどです。
肝斑は刺激に弱いため、出力が強すぎる、深さが合っていないと、炎症 → メラニン増加 → 悪化が起こります。
■ 正しい治療設定
肝斑には、低出力、浅め〜適切な深さ、専用チップ(Sチップ)、が必須です。
効果が出るまでの回数
ここも現実的にお伝えします。
・目安:5~6回
・ペース:2~4週間ごと
1回でも変化は感じますが、本質的改善には継続が必要です。
■ ポテンツァが向いている人
・トーニングで限界を感じた
・再発を繰り返している
・根本改善したい
こういう方には非常に適しています。
■ 向いていない・注意が必要な人
・ 強い炎症がある
・肝斑とシミの区別がついていない
・強い出力での施術を希望
この場合は注意が必要です。

私の見解
肝斑治療で一番重要なのは「刺激をコントロールすること」です。
多くの失敗は強く当てすぎる、早く消そうとすることから起きます。
私はポテンツァを“攻める治療”ではなく“整える治療”として使います。
肝斑は 消すものではなく、落ち着かせるもの。
この考え方が非常に重要です。
まとめ
ポテンツァは メラノサイトを抑制、肌質を改善、再発予防、ができる非常に優れた治療です。
但し、設定を間違えると悪化するという繊細な治療でもあります。
最後に肝斑は “治療法”よりも“やり方”が重要です。
気になる方は、是非カウンセリングだけでもいらしてください。
※ご参考までに下記のメニューをご覧ください。










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