「糸リフトってどれくらい持ちますか?」
これはカウンセリングで必ず聞かれる質問です。
こんにちは。しのぶ皮膚科院長の蘇原しのぶです。
今日は「糸リフトの持続期間」について、よくある誤解も含めて、わかりやすくお話しします。

糸リフトの持続期間はどれくらい?
結論からお伝えすると、約6ヶ月〜1年半程度が一般的な目安です。
ただし、ここで大切なのは、 「何がどのくらい持つのか?」という視点です。
実は2つの“持続”がある
糸リフトには、2種類の持続があります。
1、 引き上げ効果(物理的なリフト)
施術直後に感じるフェイスラインの引き上がり、これは糸の力によるものです。
しかし、時間とともに糸が緩む、組織が馴染むことで数ヶ月〜半年ほどで徐々に落ち着きます。
2、 肌質改善効果(コラーゲン増生)
糸が体内で吸収される過程で、コラーゲンが増える。これにより、ハリ感アップ、軽いたるみ予防、といった効果は、1年前後持続することもあります。
持続期間に差が出る理由
「友人はすぐ戻ったのに、自分は長持ちした」
このような違いはなぜ起こるのでしょうか?
1、糸の種類
PDO、PCL、PLLAなど素材によって、吸収スピードが異なるため、持続期間も変わります。
2、たるみの程度
たるみが強い場合、 引き上げても戻りやすい軽度のたるみの方が、効果を長く感じやすいです。
3、 皮膚の質(ハリ・厚み)
皮膚が薄い、ハリが弱い場合は、支えきれず戻りやすい。逆に、しっかりした皮膚の方は長持ちします。
4、生活習慣
強い表情の癖、頬杖、うつ伏せ寝、これらも糸に負担をかける原因になります。
糸リフトは「永久ではない」
とても重要なポイントです。
糸リフトはあくまで一時的な治療です。
「一度やればずっと大丈夫」というものではありません。
むしろ、 定期的なメンテナンス前提の治療と考えるのが正しいです。

長持ちさせるためのコツ
では、どうすれば効果を長く保てるのでしょうか?
1、 適切な本数・デザイン
少ない本数で無理に引き上げると、すぐ戻ります。
バランスよく配置することが重要です。
2、術後の過ごし方
強いマッサージを避ける、大きく口を開けすぎない、 最初の1ヶ月がとても大切です。
3、他治療との組み合わせ
ここが非常に重要です。
糸リフト単独ではなく、ヒアルロン酸、肌治療、と組み合わせることで、持続力が大きく変わります。
しのぶ皮膚科の考え方
私は、糸リフトを「メイン治療」としてはあまり考えていません。
なぜなら、支える土台が変わっていないからです。
● 本当のたるみの原因は“構造”
たるみの本質は、骨の萎縮、支持組織の低下、つまり、土台の崩れです。
● ヒアルロン酸で“支える”という選択
私の治療では、骨に近い層に少量ずつヒアルロン酸を入れることで顔全体を持ち上げます。
すると、たるみ改善、小顔効果、自然な若返りが同時に起こります。
そして重要なのが、糸よりも自然で長く持つケースが多いという点です。

糸リフトが向いている人
もちろん、糸リフトが適している方もいます。
軽度のたるみ、すぐに引き上げたい、ダウンタイムを抑えたい、このような方には、良い選択肢です。
最後に:大切なのは「何を選ぶか」より「どう考えるか」
糸リフトの持続期間は、約6ヶ月〜1年半ですが、それ以上に大切なのは、 自分のたるみの原因に合った治療を選ぶことです。
まとめ
糸リフトの持続期間は、
・引き上げ効果:数ヶ月〜半年
・肌質改善効果:1年前後
そして、永久ではないということを理解することが大切です。
私は、「その場だけの変化ではなく、自然で長く続く美しさ」を大切にしています。
気になる方は、ぜひ一度ご自身の状態を知るところから始めてみてくださいね。
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