こんにちは。しのぶ皮膚科院長の蘇原しのぶです。
シミ取りレーザーを受けた患者さんから、非常によく聞かれる質問があります。
「この後、何に気をつければいいですか?」
「かさぶたは剥がしていい?」
「色素沈着しない方法ありますか?」
結論から言うとシミ取りは“施術後のケア”で結果が大きく変わります。
実際、レーザー自体よりも、その後の過ごし方できれいに治る、色素沈着する、再発する、が変わることも珍しくありません。
今回は、シミ取り後に絶対必要なケア、やってはいけないNG行動、 色素沈着を防ぐ方法、を専門医として徹底解説します。

シミ取り後の肌は“軽いやけど状態”
まず最初に理解していただきたいのがここです。
レーザー後の肌は、軽いやけど後のような状態になっています。
つまり、非常に敏感、乾燥しやすい、紫外線ダメージを受けやすい状態なのです。
シミ取り後の経過(一般的な流れ)
■ 施術直後〜数日
赤み、ヒリヒリ感、軽い腫れ、が出ることがあります。
これは正常な炎症反応です。
■ 数日〜1週間
シミ部分が濃くなり、かさぶた化してきます。
ここで患者さんが最もやりがちな失敗が、 無理に剥がすことです。
■ 1〜2週間
自然にかさぶたが剥がれ、ピンク色の新しい皮膚が出てきます。
この時期が最もデリケートです。
■ 1〜3ヶ月
一時的に茶色く戻ったように見える炎症後色素沈着(PIH)が起こることがあります。
患者さんはここで非常に不安になりますが、多くは一時的反応です。
シミ取り後に最も重要な3つのケア
1、紫外線対策(最重要)
これは本当に最重要です。
レーザー後の肌は、 紫外線に極端に弱い状態です。
この時期に紫外線を浴びると、色素沈着、しみ再発、治りの悪化、につながります。
必須の紫外線対策
日焼け止め(SPF30以上推奨)、日傘、帽子、UVカットテープ、が重要です。
特に注意したいのは“うっかり日焼け”
患者さんで多いのが、洗濯物、ゴミ出し、通勤、車移動、での日焼けです。
実はこれだけでも色素沈着することがあります。
2、保湿(非常に重要)
レーザー後の肌は、 バリア機能が低下しています。
つまり、 乾燥すると炎症が長引くのです。
正しい保湿方法
低刺激、高保湿、摩擦レス、が基本です。
お勧めしないもの
スクラブ、強いレチノール、ピーリング、アルコール刺激、は避けましょう。
3、摩擦を避ける
実は色素沈着の大きな原因がこれです。
洗顔ゴシゴシ、タオル摩擦、マスク刺激、クレンジング摩擦、これらで炎症が悪化します。
保護テープは必要?
これは施術内容によりますが、一般的なスポットレーザー後は 7〜14日前後保護することが多いです。
テープの役割
摩擦防止、紫外線防止、湿潤環境維持、があります。
テープで注意すること
無理に剥がす、乾燥状態で引っ張る、はNGです。

色素沈着を防ぐ方法
患者さんが一番知りたい部分です。
■ トラネキサム酸
炎症抑制に有効です。
色素沈着予防として使うことがあります。
■ ハイドロキノン
メラニン抑制目的で使用することがあります。
ただし、タイミングが重要です。
■ ビタミンC
酸化ストレス軽減に有効です。
内服・外用ともに使われます。
シミ取り後にやってはいけないNG行動
・かさぶたを剥がす
最も多い失敗です。
傷跡・色素沈着の原因になります。
・激しい運動・長風呂
血流が上がり、赤み・炎症が悪化することがあります。
・ 自己判断でスキンケア追加
「早く治したい」で刺激を入れすぎる方がいます。
実は逆効果です。
私の見解(差別化ポイント)
シミ取りで一番大事なのは、“レーザーを当てること”ではなく“きれいに治すこと”です。
患者さんは、「取れたかどうか」に目が行きますが、本当に重要なのは色素沈着させない、 肌を傷めない、再発させない、ことです。
私は診療で、 “攻める治療”より “治り方の設計”を非常に重視しています。

まとめ
シミ取り後のケアで最も重要なのは、紫外線対策、保湿、摩擦回避、です。
そして、色素沈着は“ケア不足”で悪化することが非常に多いです。
最後に、シミ取りは、 “施術後からが本番”です。
正しいケアをすることで、透明感のあるきれいな肌へ近づいていきます。
気になる方は、是非カウンセリングにいらしてください。お待ち申し上げております。
※ご参考までに下記のメニューをご覧ください。










ご予約・お問い合わせ
03-6453-6955







