唇のシミはレーザーで消える?原因・治療法・ダウンタイム・再発予防まで皮膚科医が徹底解説

唇のシミはレーザーで治療できるのでしょうか?

今回は原因やレーザー治療の効果、ダウンタイム、痛み、再発予防まで、わかりやすく解説します。

後悔しないクリニック選びのポイントもご紹介します。

唇のシミが気になっていませんか?

「口紅を塗っても黒っぽい点が目立つ」
「年齢とともに唇の色がくすんできた」
「レーザーで簡単に消えるなら治療したい」

このようなお悩みで来院される患者さんは少なくありません。

顔のシミは気にされる方が多い一方で、唇のシミは「年齢だから仕方ない」「治療できない」と思っている方も多いようです。

しかし実際には、唇にできるシミの多くは適切な診断と治療によって改善が期待できます。

ただし、唇は顔の皮膚とは構造が異なる非常にデリケートな部位です。そのため、すべてのシミが同じレーザーで治療できるわけではありません。

唇のシミの原因からレーザー治療の効果、ダウンタイム、再発予防まで詳しく解説します。

唇のシミとは?

唇にできる黒や茶色の色素斑は、多くの場合「口唇色素斑(こうしんしきそはん)」と呼ばれる良性の色素沈着です。

大きさは数ミリ程度のものが多く、1個だけできる方もいれば複数できる方もいます。

年齢とともに増えることもありますが、20〜30代で発症することも珍しくありません。

一方で、ごくまれに悪性黒色腫(メラノーマ)など重大な病気が隠れていることもあるため、「ただのシミ」と自己判断しないことが大切です。

唇にシミができる原因

1、 紫外線
唇は皮膚が非常に薄く、メラニンによる紫外線防御機能も弱いため、紫外線の影響を受けやすい部位です。
日焼けを繰り返すことでメラニンが蓄積し、シミになることがあります。

2、 加齢
加齢によりターンオーバーが低下すると、排出されるはずのメラニンが残りやすくなります。
その結果、小さなシミが目立つようになります。

3、摩擦や刺激
唇を舐める癖、強くこするクレンジング、口紅の刺激、歯で噛む癖、これらが慢性的な炎症を起こし、色素沈着につながることがあります。

4、喫煙
タバコは血流を悪化させるだけでなく、慢性的な刺激によって唇の色素沈着を引き起こすことがあります。

唇のシミはレーザーで治る?

結論から言えば、多くの口唇色素斑はレーザー治療の良い適応です。

レーザーはメラニン色素に反応し、周囲の正常組織へのダメージをできるだけ抑えながら色素を細かく破壊します。

その後、破壊された色素は体内の代謝によって徐々に排出されます。

1回で改善する方もいますが、色の濃さや深さによっては複数回の治療が必要になることもあります。

レーザー治療のメリット

1、短時間で終わる
照射自体は数分程度で終了することがほとんどです。
仕事や家事で忙しい方でも受けやすい治療です。

2、傷跡が残りにくい
適切な出力で治療すれば、傷跡が残る可能性は低く、自然な仕上がりが期待できます。

3、メイクで隠す必要がなくなる
唇のシミは口紅でも隠しにくいことがあります。
治療により素の唇に自信が持てるようになったという患者さんも多くいらっしゃいます。

ダウンタイムはどれくらい?

レーザー照射後は、軽い赤み、ひりつき、薄いかさぶた、などが生じることがあります。

通常は1〜2週間程度で自然に改善します。

無理にかさぶたを剥がすと炎症後色素沈着の原因になるため、自然に取れるまで触らないことが重要です。

また、治療後はワセリンなどで保湿を行い、乾燥や刺激を避けましょう。

レーザーだけで治らないこともある

「レーザーを当てればすべて消える」と考えている方もいらっしゃいますが、実際にはそうとは限りません。

例えば、炎症後色素沈着、血管による色調変化、メラノサイトの増殖以外が原因の病変などでは、レーザーだけでは十分な改善が得られない場合があります。

また、診断によっては組織検査が必要になるケースもあります。

そのため、治療前には皮膚科専門医による診察を受け、シミの種類を正確に見極めることが大切です。

治療後に再発しないためには?

レーザーで一度きれいになっても、生活習慣によっては再発することがあります。

再発予防のためには、UVカット効果のあるリップクリームを使用する、唇をこすらない、唇を舐める癖を改善する、十分な保湿を行う、禁煙を心がけるといった日常のケアが重要です。

美容医療は治療だけでなく、治療後のスキンケアも結果を左右します。

よくある質問(FAQ)

Q. 唇のシミは1回のレーザーで消えますか?

A.シミの大きさや深さによります。1回で改善することもありますが、複数回必要な場合もあります。

Q. レーザーは痛いですか?

A.輪ゴムではじかれるような刺激を感じることがありますが、多くの方が我慢できる程度です。

Q. 治療後すぐに食事はできますか?

A.熱いものや刺激物は当日避けることをおすすめします。通常の食事は医師の指示に従って可能です。

Q. 唇のシミは再発しますか?

A.生活習慣や紫外線の影響により再発することがあります。紫外線対策と保湿を継続することが大切です。

当院からのメッセージ

唇は顔の印象を大きく左右するパーツです。

小さなシミでも、「口元が老けて見える」「顔色が悪く見える」と悩まれる患者さんは少なくありません。

一方で、「レーザーなら何でも治る」と思われがちですが、唇の色素病変にはさまざまな種類があり、治療法も異なります。

私は診察でまず、「本当にレーザーが適しているか」を丁寧に見極めることを大切にしています。

必要に応じて他の治療法をご提案することもありますし、経過観察をおすすめすることもあります。

患者さん一人ひとりに合った治療を選ぶことが、満足度の高い結果につながると考えています。

唇のシミが気になる方は、「年齢だから」と諦めず、まずはお気軽にご相談ください。

※ご参考までに下記のメニューをご覧ください。

ヒアルロン酸施術でお肌のお悩みを改善

1人1人のお悩みに向き合い、施術によって「最大の美しさ」を実現。まずはカウンセリングにお越しください

  • WEBから予約
  • LINEで相談
STEP1 ご予約・お問い合わせ
STEP2 カウンセリング
STEP3 施術・お悩み解決

この記事の監修者

しのぶ皮膚科 院長 蘇原しのぶ Shinobu Sohara

2003年に東海大学医学部を卒業し、北里大学病院皮膚科、獨協大学医科大学附属病院皮膚科を経て、2016年にヒアルロン酸専門クリニック「しのぶ皮膚科」(港区三田)を開業。皮膚科・皮膚外科歴22年。

「ヒアルロン酸小顔カスタマイズ」と名付けたヒアルロン酸注入法で、他院では難しいと言われた患者さまの悩みを改善し、ボリュームアップだけではなく骨格形成、自然な若返り、たるみあげなどを、ヒアルロン酸単独で行う独自技術を持つ。自然な若々しさと美しさを追求したデザイン力に定評があり、日本全国のみならず海外からの患者様も多く、リピート率は90%以上。難病の患者さんの顔痩せや怪我の修復にヒアルロン酸注入による往診を行っている。

略歴

  • 平成15年3月東海大学医学部卒業
  • 平成15年4月北里大学皮膚科
  • 平成18年獨協大学病院皮膚科
  • 平成28年しのぶ皮膚科開業
LINE予約 WEB予約 電話で相談